省エネの教科書とは

【2021年最新】太陽光発電「メンテナンス会社選びのコツ」

この記事をご覧いただいている方は
太陽光のメンテナンス会社を探したい」と思っている方がほとんどだと思います。

「新しい発電所のメンテナンス会社を探している」
「自分でやっているが辛くなってきた」

という方もいらっしゃるかと思いますが、

今の業者ではなく、別のところにお願いしたい

という方も、実は多くいらっしゃるのではないかと思います。

なぜ「今のメンテナンス会社を変えたい」と思うようになったのでしょうか?

メンテナンス会社をあまり精査せずに選んでしまった事も原因のひとつかもしれません。

メンテナンス会社を変えたい方
新しい発電所のメンテナンス会社を探している方
自分でやっていたが大変になってしまった方

この記事では、そうした方にもお分かりいただけるよう、
太陽光発電所のメンテナンス会社の選び方のコツ
を分かりやすく解説していきます。

ぜひメンテナンス会社選びの参考にお役立てください。

※「義務化されている内容」等の基本情報については、こちらの記事をご参照ください。
【2021年最新】太陽光発電メンテナンス[義務化の内容と費用]

※「蛍光マーカーが引いてある専門用語」にカーソルを合わせれば解説が表示されます。
省エネにあまり詳しくない方にも分かりやすい記事をお届けするため、
あらゆる専門用語に解説を付けています。どうぞお役立てください。

現在のメンテナンス会社に「満足していない」27.6%

まずは実際に発電所を持っている方の
現在の「メンテナンス会社への満足度」を見てみましょう。

出典:@Press「タイナビ総研:太陽光発電所とメンテナンスに関するアンケート調査」

実に「4人に1人」が「満足していない」と回答しています。

「満足していない」理由

満足していない理由としては、下記のようなものが上がっています。

「点検レポートが送られてこない」
「問い合わせへの対応が遅い、緊急時の対応スピードが遅い」
「(定期点検の契約をしているにもかかわらず)まだ一度もメンテナンスに来ていない」

なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

「購入した販売店に任せている」72.4%

出典:@Press「タイナビ総研:太陽光発電所とメンテナンスに関するアンケート調査」

多くの方がメンテナンス会社を比較せず選んでいる

多くの方があまり比較検討せずにメンテナンス会社を選んでいます。
特にそのまま「購入した販売店や施工店」にお願いしているケースが多いようです。

施工店や販売店は「メンテナンスの専門家」ではない

しかしながら、販売店はもちろん施工店も
メンテナンスの専門家」ではない事がほとんどです。

施工はできても、電気工事などの知識が無ければ点検での不具合発見や対処が難しくなります。

メンテナンスの専門家ではない場合、
急いで対応すべき不具合にも、うまく手が回らなくなってしまいます。

最小限の人員で回している

メンテナンスの契約金額を安く設定し過ぎている場合、利益が非常に低くなります。
運営する企業によっては「最低限の人員しか確保できない」場合もあります。

すると人手が足りず、

「スピーディな対応ができない」
「レポートが提出できていない」
「メンテナンスができていない」

といった「手が回らない状況」が生まれやすくなってしまうのです。

今のメンテナンス会社に不満がある場合

それでは、今のメンテナンス会社に何か不満がある場合、まずどうすれば良いでしょうか?

他の会社にスポット点検を依頼する

おすすめなのは「他の専門会社にスポット点検を依頼する」方法です。

実際に現在のメンテナンス会社がきちんとやれているのか?
「セカンドオピニオン」としてチェックしてもらうこともでき、

「新しいメンテナンス会社選び」の為に、その会社の精度を確認することができ一石二鳥です。

「最初からシミュレーションより実績が低すぎる場合」
「ある時期から急に発電量が下がった場合」

 
このような場合にも、他の会社にスポット点検を依頼することで
これまで分からなかった原因が判明することがあります。

サービス例

ソラパト「スポット点検」

価格で選ぶ?精度で選ぶ?

実際にメンテナンス会社を選ぶときには、
「価格で選ぶ」「精度で選ぶ」2つの判断軸があるかと思います。

順番に見て行きましょう。

1.価格で選ぶ

やはり価格を安く抑えたいところですので、価格で判断する方が多いかと思います。

メリット

費用を安く抑えられる為「何も起こらなければ」且つ「安価でもしっかりやってくれれば」
発電所の収益を最大化できます。

デメリット

きちんとやってくれるか?

「メンテナンス人員が充分に確保できているか?」が重要なポイントです。

緊急事態にスピーディに対応して貰えない。レポートが送られて来ない。
等の事態が起こりうる可能性もあります。

前述のように「契約してるのに一度も行っていなかった」ということになれば
そもそもメンテナンス契約している意味が無くなってしまいます。

点検の精度

人員不足などによりじっくり点検できず、
細かな不具合に気づけずに後々大きな不具合が起こる懸念があります。

2.精度で選ぶ

メリット

充分な人員が確保できている

充分な人員が確保されている「専門会社」であれば、
メンテナンスの不履行も無く、スピーディに対応してくれることが多いです。

小さな不具合を軽微な段階で気づいてくれる

点検精度の高い専門会社であれば、不具合を軽微な段階で発見でき、
大きな損害を未然に防ぎやすくなります。

デメリット

価格が割高になる傾向があります。

メンテナンス会社選びは「保険選び」と似ている

メンテナンス会社を「価格で選ぶか」「精度で選ぶか」は、保険を選ぶときと似ています。

どちらが正しいとも言えませんので「リスクに対してどう備えるか?
保険を選ぶような感覚で、検討してみてください。

メンテナンス会社選びのポイント

次に「価格で選ぶ」場合も「精度で選ぶ」場合にも役立つ、
メンテナンス会社選びのポイントをまとめて行きます。

1.充分な人員は確保できているか?

まず「きちんとやってもらえるか」の指標としては
「充分な人員が確保できているか」確認しておくと良いでしょう。

1.メンテナンス実務者は何人いる?
2.メンテナンス契約数
3.担当している地域の広さ
4.1契約辺り年何回点検や巡回を行っているか

これらを確認しておくと良いでしょう。

2.高度な知識/技術を持っているか?

次に、メンテナンスに必要な知識技能を持っているかどうかも確認が必要です。

点検から修理まで行えるか?

技術の有無は「修理もできる会社かどうか」で確認できます。
修理もできる会社の場合、外注しないため修理費用が安く抑えられます。

メーカー保証のサポートを行えるか?

破損や故障の際に重要になる「メーカー保証」
これは折角あっても、使えなければ意味がありません

故障が起こった際に「メーカー保証を受けるための根拠」がしっかり出せるかどうか?
その知識を持っているかどうかも重要なポイントになってきます。

異常の原因が分からない会社は避ける

点検機器で故障は見つかったが、原因が分からない。
こうなってしまうとまた別の会社に点検を依頼する必要になります。

また、軽微な不具合を見逃してしまい、
大きな不具合に発展してしまう可能性も高くなってしまいます。

その場での対応や応急処置、是正提案できるか?

修理技術を持っている会社であれば、点検で異常が見つかった際に応急処置も可能です。

また「ここの木を切っておかないと故障に繋がるリスクがある」等、故障を未然に防止する是正提案もしてもらえます。

3.実績が多い

メンテナンス契約の実績数もひとつの目安になります。

4.対応事例から 経験や知識を確認

ホームページなどに対応事例が幅広く掲載されていれば、
経験や知識が豊富かどうかを確認することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

太陽光発電所のメンテナンスについて、現状起こりがちな問題から
メンテナンス会社の選び方まで、ご理解頂けたのではないかと思います。

1.メンテナンス会社選びはしっかり検討すること
2.メンテナンス会社を変えるときは、まずスポット点検を依頼すると一石二鳥
3.価格だけでなくリスクをどう考えるかが重要

このような点に気を付けてお選び頂ければ、
発電所運営にストレスを感じずに、近隣の方にも安心して頂ける発電所になるかと思います。

この記事が、良いメンテナンス会社選びの一助になれれば幸いです。